半夏生

Photo_21  今日は、七十二候のひとつ、半夏生(はんげしょう)です。名前の由来としては、梅雨の毒気が天地に満ちて、毒草である半夏(カラスビシャク)が生えてくるというものです。梅雨時の食中毒などに注意をしましょうというような意味だと思いますが、半夏(薬用部位はカラスビシャクの塊茎)そのものは毒草ではなく、体内に生じた水垢のようなもの(痰湿)を除いて、吐き気を抑えたりする作用があり、漢方の要薬として用いられています。

 因みに、半夏は田んぼに生える雑草のようなもので、農薬が使用されるようになって、日本国内での生産量は激減しており、同じ理由で中国に於いても生産量が減っています。

 さて、関西では昔から半夏生には、稲の根がタコの足のように伸びていくことを願ってタコを食べる習慣があります。尚、タコの薬膳的な効用としては「気」や「血」を補う作用があるとされており、夏ばての防止にもなります。

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