海老焼売

Y3 (「YUJIN東京」さんのメニューより)

 飲茶メニューの中から人気の一品です。飲茶は香港や広東省だけでなく、北京などにも広がっていますが、いくら夏の暑い時期でも蒸したての餃子や焼売が熱々の状態で食べられます。

 ひとつには、冷めてしまうと豚の脂などが固まっておいしくないという事もありますが、中国では(というより、日本以外の国では)冷めた料理やご飯を食べる習慣がないというか、生理的に拒絶する部分があって、飲茶のお茶も夏だからといって冷たいお茶が出てくることはありません。

 中国でも夏の暑い時期には、麺類などでは涼麺とよばれる、和えそばが食べられますが、せいぜい常温までで、日本の冷麺のように氷が入ったものなどは存在しません。

 薬膳的には、暑い時期には体を冷やす作用のある瓜類などを食べて余分な熱を冷ますという発想はあっても、冷たい食べ物を食べるという考え方はありません。これは、胃腸を冷やすことが健康にとって相当良くない事であるという考え方が行きわたっているからですが、世界中を見渡しても現代の日本人ほど冷たいものを年中口にしている民族はないと思います。

 日本では昔からお寿司やざるそばなど、熱くない料理はありましたが、常温以下ということはなく、またそういったものを食べるときは必ず、ショウガや熱いお茶や赤だし、またはそば湯のようなもので胃を温めるという事をしていました。極端な話、漢方的に見れば日本人の病気の多くの原因は胃腸の冷やしすぎにあると言っても良く、冷たいものを飲んだり食べたりしても元気であれば問題がないのですが、なにかしら体調に問題のある方は、冷たいものを徹底的に避けてみられることをお勧め致します(早ければ1週間くらいで体調が良くなることもあります)。

 

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