(先週に引き続き「YUJIN東京」さんのメニューから)
豆苗(トウミヤォ)は、エンドウ豆の葉っぱと茎で、最近は日本のスーパーでもスプラウトブームにものって発芽エンドウといった感じで売られています。(中国では、スプラウトと言うより、エンドウ豆ではなく豆苗専用の品種があって、葉っぱも大きく肉厚のものが使われます)。
栄養的には豆苗にはビタミンCやベータカロテンが豊富に含まれていますが、ベータカロテンは油との相性が良く、豆苗を油で炒めることで吸収率が高くなります。
これは、ビタミンと言っても水溶性のもの(BやC)と油溶性のもの(AやD,E)があるためで、中国のように油で炒める料理が少なかった日本の食事では、魚の油などからこれらの油溶性のビタミンを補給してきましたが、どちらが良いのかは意見の分かれるところだと思います。