亀の手~高知

141129 高知市内、はりまや橋近くの居酒屋さんでいただいた「亀の手」です。テレビで見たことはありましたが、現物は初めてです。

 確かに見るからに亀の手(をちぎったもの)のようなグロテスクな外観ですが、正体は岸壁などに密生しているフジツボの仲間です(分類上は甲殻類)。

 塩茹でにしたものを、「つめ」の部分で切り離すと、写真のような肌色の筋肉質の部分が現れます。

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 弾力性のあるエビの身のような食感で、エビのような、貝のような、カニのような風味があって美味です。

 西日本から東南アジアで食用にされるほか、スペインなどでも食べられているそうです。

 

 

 

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