この日曜日は2年ぶりの熊本でした。
写真は、熊本の郷土料理、「ひともじぐるぐる」です。ひともじ(一文字)とは、ワケギのことで、さっと茹でたワケギを氷水で冷やし、根元の部分に葉をぐるぐる捲きにしたものを酢味噌でいただくというものです。
基本的にワケギのぬた和えですが、ぐるぐる捲きにされたワケギはボリューム感があって、更にひんやりとした感じも増幅され、一般的なワケギのぬた和えの上を行くものです。
次は、熊本名物、馬刺しです。熊本では一年中食べられてはいますが、薬膳的には馬肉は体の余分な熱を冷ます作用があるので、寒い冬よりも夏の暑い時期に食べる方が良いと思います。牛肉を生で提供することが難しくなってから、全国的に生で食べられる馬肉の需要が増えているそうで、そのうち馬刺しも全国区の食べ物になるかもしれません。