松の内ぎりぎりということで、正月らしい料理をアップしておきます。どこが正月らしいのかというと、左下、クラゲの横に見える紅芯大根です(紅芯大根は大きめの聖護院大根ですが、中が写真のような赤い色をしており、普通の大根よりも甘みがあって、食感もぱりっとしているのでサラダ向きと言えます)。
中国では古くより正月(もちろん旧正月ですが)に、紅芯大根を生で食べるという風習があります。
紅芯大根に限らず、正月に生の野菜を口に含んで新しい年を迎えた新鮮さを感じ取るという事のようですが、やがて野菜をクレープ状のもので巻いて食べるようになり、更にそれを油で揚げたものが春巻きです。
春巻きは英語でもスプリングロールですが、このスプリングは日本的感覚の春ではなくて、新春(春節)の春を指しています。