この連休は東京タワーに近いホテルで某研究会の全国大会に参加してきました。
東京タワーは昭和33年に完成し、その後昭和39年の東京オリンピックへと続き、日本の高度経済成長時代の一つのシンボルでもありました。
東京タワーの完成から約半世紀、高層ビルが建ち並び、物質的には飛躍的な発展を遂げた日本ですが、この半世紀の間、人類史上例を見ないと言われるほど変化したものがあります。
それは日本人の食事内容です。一国の国民の食事内容がこれほどの短期間で一変してしまったというのは歴史上殆ど例がないそうです。
そのことの功罪については、このブログでも取り上げてきましたが、人々が成長や豊かさを追い求めた結果でもあると言えます。今年は、東京スカイツリーも完成し、また新たな時代が始まるのかもしれませんが、食に関しては先日発売された東洋経済誌の表紙にあった“貧食の時代”へと向かうような気がします。
同じ部屋から右手遠くの方に見える東京スカイツリー(手前は増上寺)。
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