この日曜日は、つくばの国際会議場に「弁当の日」の竹下和夫先生をお迎えしての講演会が開催されました。
「弁当の日」というとご存じない方には何の事やらわからないかもしれませんが、戦後の社会の移り変わりの中で知らず知らずのうちに日本人が失ったものを回復させてくれるもので、子供が変わり、親が変わり、やがて家族が、社会が変わっていくという魔法のような試みです。
竹下先生の著書も数多く出版されていますが、ご存じない方は、こちらのサイトなどを参考にしてください。
今回、私はパネルディスカッションの進行役を仰せつかった程度ですが、竹下先生の教育者としての偉大さにあらためて感銘を受けました。年間200回以上の講演をされていますので、機会があれば是非一度、竹下先生のお話を聞いてください。教育者としての提言などは言うに及ばず、食というものが人間の成長や家族の絆、そして一生の健康にまでどうかかわるのか、目から鱗がぼろぼろ落ちていきます。結果、講演を聴き終わった聴衆の方々の目が輝いているのが誰の目にもはっきりとわかるくらいです。