高知のかつおのたたきです。お店のメニューには「昔ながらのたたき」と書いてありましたが、かつおの上にタマネギや青ネギ、ニンニクなどの薬味をのせてポン酢をふりかけるのが「昔ながらの」スタイルだそうです。
ただし、後で地元の人に聞いたところでは、11月頃の戻りがつおの時期がたたきは一番おいしいそうで、今の時期は刺身がお勧めとのことでした。
かつおは血液サラサラ成分のEPAや脳のサプリメントとしても注目されるDHA、亜鉛などのミネラル、肝機能を良くするタウリンなどのほか、尿酸を低下させる成分(アンセリン)も発見されるなど、泳ぐ健康食品のようなものです。
特に昔ほど鰹節や小魚を食べなくなっている日本人にとって不足しがちな栄養素の宝庫でもあり、高知の人達の活気の原動力になっているような気がします。