正月といえば獅子舞ということで、“獅子の頭”という名前のついた江蘇料理の名菜です。獅子の頭に似せた大きな肉団子の上には上海がにの蟹味噌(蟹黄:シェファン)が載っています。
ところで、獅子舞は日本でも邪を払い福を呼び込む縁起物として定着していますが、何故に獅子=ライオンなのかというと、元をたどればインド発祥だからという説が有力です。インドでライオンとは、あまり結びつかない感じがしますが、インドにはインドライオンと呼ばれるアフリカライオンよりも小さめのライオンが生息しているそうで、古代インドでは仏様の守護獣としてもライオンの像が用いられていたそうです(これが狛犬の原型ともいわれています)。