豚の大腸(猪腸)に白ネギを詰めて、ローストしたものです。甜麺醤をつけていただきました。
外側はこんがりローストされていまいましたが、内側部分からしみ出した脂身と白ネギのコンビネーションが、北京ダックのような味わいを生み出していました。
豚の腸管は、一般的にはもつ鍋やもつ焼き、フランクフルトソーセージの皮として用いられますが、中華でも煮込み料理や炒めものにもよく使われます。意外と低カロリーで、消化にもよくビタミンB1なども多く含まれています。
また、白ネギは漢方では「葱白」と呼び、体をあたためて冷えを除く効果があるほか解毒作用もあるとされています。味としては「辛い」という味に分類されることから、気の発散作用も期待でき、冷え症でストレスにさらされている方にはお勧めの食材でもあります。