豆苗(トウミャオ)は、エンドウ豆の葉っぱと茎で、クセのない味で、質感も柔らかな高級野菜です。中華では炒めものによく使われています。
日本のスーパーなどで売られているのは、エンドウ豆の発芽して間もないものですが、本来はもう少し成長したものを使います(中国では豆ではなく、豆苗を収穫するための品種が使われます)。豆苗は特にカロテンが豊富で、その他ビタミンB1、B2、E、カルシウムなどを含んでおり、栄養価の高い健康野菜です。
写真は、豆苗をバターで炒めて、たっぷりの上海蟹ミソ(蟹黄)をかけて、グラタン風にオーブンで少し焼いたものですが、濃厚なカニミソとしっとりとした豆苗の絶妙な組み合わせとなっています。