かぼちゃ(南瓜)は、中南米原産で日本には江戸時代にカンボジアから伝来したためにカボチャと呼ばれています。抗酸化作用のあるビタミンEやカロテン、ポリフェノールの他、繊維質やミネラルも豊富で健康野菜としても人気があります。
日本では冬至の日にかぼちゃを食べると風邪を引かないとか中風よけになると言われていますが、夏から秋にかけて収穫されるものの、保存がきき、昔は冬の貴重な緑黄色野菜であったと思われます。
さて、かぼちゃの薬膳的な薬効としては胃腸の機能を高めて気力を増大するとなっており、「気」の力=免疫力ですので、風邪とかの予防効果がるといっても漢方的に見て間違っていないと言えます。その他には、かぼちゃの薬効として挙げられているのは、「殺虫解毒」?おなかの中の寄生虫に有効であるとされています。