貝柱の湯引きです。春に産卵を終えるホタテは、これから夏にかけて活発に活動し、貝柱の大きさも冬場の倍ぐらいに成長し、旨味の成分であるグリコーゲンの量も30倍以上に増加します。
このほかホタテ貝柱には、アミノ酸の一種で肝臓や目、脳に良いとされているタウリンが多く含まれるほか、亜鉛やカルシウムなどのミネラル、貧血に良いビタミンB12や葉酸も含まれています。
中華では、干し貝柱のほうが一般的ですが、貝柱を干すことで、栄養成分は更に濃縮されます。