巨大アスパラガスの上湯ソースがけ

  アスパラガスは、疲労回復効果のあるアミノ酸であるアスパラギン酸を含んでおり、昔から強壮作用のある野菜として認識されてきました。

 更に、最近の研究ではアスパラガスには、野菜類の中ではグルタチオンが最も多く含まれていることもわかりました。グルタチオンというのは、医薬品としても利用されていますが、強力な抗酸化作用があり、細胞の酸化(老化)を防ぐほか、肝臓の解毒能力も高める作用があります。

 そのほかにも、亜鉛や毛細血管を丈夫にするルチンなどの成分も含まれており、正に薬用植物並の野菜とも言えます。

 因みにアスパラガスは、中国語では「芦笋(ルースン)」と言い、直訳すれば「芦のようなタケノコ」ですが、買ってきたアスパラガスは垂直に立てておかないと栄養成分が損なわれやすくなるほか、根本の部分から硬くなりやすいそうです。(紀元前ローマ時代からアスパラガスを食用にしているイタリアでは、アスパラガスを立てたまま茹でる専用のお鍋まであるそうです)

 

関連記事

  1. 芝エビと黄ニラのスティック春捲き

  2. うどとなずなの和えもの

  3. 茘枝(ライチ)

  4. すっぽんの煮込み

  5. 淮山と鴨の肝のスープ

  6. タケノコと青菜の素揚げ