金絲瓜(きんしうり)とは名前の通り、淡い黄色の実の部分が糸状にほぐれるもので、瓜というよりもズッキーニなどに近いペポカボチャの一種です(植物的にはかぼちゃもウリ科の植物)。そうめんかぼちゃとも呼ばれ、日本には19世紀に中国から渡ってきたそうで岡山県などで栽培されています。
中華料理ではスープの浮き実としても使われますが、写真はあっさりとした和えもの仕立てになっています。
金絲瓜の薬膳的な効能は清熱化痰とされていますが、抗酸化作用に優れたβーカロテンを豊富に含むほか、ビタミンCやEも多く含むことから紫外線にさらされる季節にはお勧めの食材です。