干し貝柱や蓮の実などの入った五目飯を蓮の葉で包んで炒り焼いたものです。
蓮の葉を乾燥させたものを荷葉とよび、清暑利水~暑い時期に頭がぼーっとするとか尿が濃いといった症状に有効とされるほか、おなかの痞えや下痢などにも有効とされています。
また蓮の葉をお茶にして飲むと脂肪の代謝を良くしたり、足のむくみをとることで、ダイエット効果があるともいわれています。
また、蓮の実は生薬名を蓮肉(れんにく)といい、五臓の脾=胃腸の働きを良くして軟便などの水分代謝を改善する働きがあり、“脾果”とも称されています。更に、蓮の実の中心部分にある緑がかった棒状の胚芽部分を蓮心(れんしん)とよび、苦味があって熱病やストレスによって五臓の心にこもった熱をさます作用があるとされています。