酸辣琵琶魚雑

20150224 アンコウ(琵琶魚)のアラを酸味と唐辛子の辛みで味付けした冷菜です。

 アンコウはフグに似た淡白な身だけでなく、ゼラチン質が豊富な皮や尾びれや、ヒレ、胃など、アラの部分に特徴があります。

 アンコウに限らず、魚の皮に含まれるコラーゲンは、豚の皮などの動物性のものより吸収されやすいといわれています。

 中医学の食養生の考え方に“以臓補臓”というのがありますが、これは自分の体の五臓六腑で弱っているところがあれば、食材として豚などの同じ部位を食べて補うというものです。

 そういった目でみれば、この料理は、お肌や胃腸、筋などを補うことにつながるものといえます。

 

関連記事

  1. 鹿肉と春菊の炒めもの

  2. 豚トロ叉焼

  3. カツオの蝦醤添え

  4. 杏仁豆腐

  5. 皮蛋、干し貝柱と野菜炒め

  6. 地ハマのスープ