湯葉をこんがりきつね色になるまで揚げたものを北京ダックの皮に見立てた精進料理です。
薄餅の代わりに薄く切った食パンで湯葉と味噌、薬味の白ネギなどを挟んであります。
ところで、北京ダックにしても広東料理の子豚の丸焼きにしても、主な食用部分は肉の部分ではなく皮になります。
クリスピーな食感ということもありますが、コラーゲンが豊富な皮の部分には滋養効果~老化予防効果が期待できます。
皮の部分に豊富な栄養素が含まれているというのは野菜でも同様で、外界から身を守るための抗酸化物質などが多く含まれており、農薬の心配がなければできるだけ皮ごと食べる方がからだには良いはずです。