カレー風味の骨付き豚バラ肉(排骨)です。
カレーはインドの香辛料を多用した煮込み料理などをイギリスがカレーという名称で世界に広めたとされています。今日では東南アジアを中心に中華料理にも取り入れられていますが、ターメリックやフェンネル、ナツメグ、ジンジャーなどはそれぞれ馴染みのある言い方ではウコン、小茴香、ニクズク、ショウガなどであり、おなかを温めたり胃腸の機能をよくする健胃生薬としても用いられるものが多く、薬膳料理そのものとも言えます。
因みにカレーの黄色い色のもとになっているウコンはショウガ科の植物で、おなかを温めると共に気血の流れをよくする効果があります。最近は、肝機能障害の予防などに有効だとして、ウコンの黄色色素の元にもなっているクルクミンが注目されていますが、日本でも昔から沢庵漬けにウコンは用いられてきました。