蓮根から得られるでんぷん(藕粉)でできた餅菓子です。蓮の実も入っています。
蓮根は、生の状態では体内のほてりや余分な熱を取り除く作用があり、加熱したものには胃腸の機能を良くして下痢を抑えたりする働きがあるとされています。
また、蓮の実は別名を脾果といい、脾、即ち胃腸の機能を良くする働きがあります。
胃腸は冷えとともに湿気に弱いとされていますので、湿度が高く冷たいものを摂りがちになる梅雨時は一年でもっとも胃腸の機能低下をおこしやすい季節です。そういった時期には、蓮根や蓮の実はぴったりの食材といえます。