フキと同じキク科のツワブキは、葉に艶があることから“つやぶき”がなまって、ツワブキと呼ばれるようになったそうです。
鮮やかな新緑と、すがすがしい香りは春にぴったりの食材です。香りは気の流れを良くしてくれますので、ストレスの影響を受けて気の流れが停滞しがちな春には香味野菜がお勧めです。
さて、ツワブキは民間療法として葉や根っこを乾燥させたものは胃腸に良いとされています。特に、根は魚毒に有効とされるほか、食あたりや下痢にも有効とされています。