ワタリガニの鹹蛋ソース

120927 ワタリガニはオスとメスで旬が異なり、メスは卵巣が充満する春から初夏が旬とされ、オスは最も身が太る秋が旬とされています(身に含まれる旨み成分はオスの方がメスより相当多いそうです)。

 鹹蛋(シェンタン)は、アヒルの卵を塩漬けにしたもので、皮蛋とは違って黄身の部分のみ食べられます。月に見立てて、月餅にも定番の具材として用いられるほか、写真のような炒めものにも応用されます(ワタリガニ特有の甘みと鹹蛋の塩味がほどよく溶けあっていました)。

 蟹は薬膳的にはからだを冷やすとされますが、肝臓や胆嚢の熱を冷ます作用があり、お酒やストレスで肝胆に熱がこもりがちな方には適した食材といえます。

 

 

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