緑竹は夏にとれる台湾のタケノコで、えぐ味がほとんどなく堀りたては生でも食べられるほどだそうです。
写真は、緑竹を蒸しただけのシンプルなものですが、ほのかに甘みもあり、食感は柔らかい瓜のような感じで、言われなければタケノコとは気がつかないと思います。
一般的なタケノコの時期とはずれていますが、薬膳的にはタケノコは寒性とされていますので、夏の暑い時期に食べるのは理にかなってます。また食物繊維が豊富で、整腸作用が期待できるほか、食後の血糖上昇を穏やかにしたり、コレステロールを低下させる効果も期待できます
因みに、現代日本人の食物繊維の摂取量は戦後と比較すると半分近くまで落ち込んでいて、特に野菜や穀物類からの食物繊維の摂取量の低下が目立っています。このことは、腸内細菌バランスの悪化の原因ともなり、腸内細菌バランスの悪化は便通の問題だけでなく、アレルギー疾患からうつ病の要因ともなります。