鶏肉のほかには茄子とバジルが添えられています。
バジルといえば、イタリアンというイメージが強いですが、台湾などでは普通に使われて、茄子とバジルを炒めた九層塔茄子(九層塔=台湾バジル)などは家庭料理としてポピュラーだそうです。
バジルは、元々が熱帯アジア原産で、意外にも日本でも江戸時代には使われていたようです。ただし、用途としては種子を水につけたもの(ゼリー状になる)で目に入ったゴミなどを洗い流す(和名をメボウキと称します)ということで、料理に使われていたわけではなさそうです。
バジルの薬膳的な効能としてはシソ科で香りが豊かなことから気の流れを良くする(漢方的には胃腸の働きをよくすることと同じ)作用があると考えられます。