今日七月七日は七夕として知られていますが、中国では、五節句の一つで乞巧節と称し、女性が裁縫などの技能が向上するように“乞う”日とされていました。
清朝の時代には、この日に女性たちが集まって技能が“巧み”になるように願った後で、桃などの果物を浸した蜜水を一晩中露天にさらし、明け方にこの蜜水を飲む「巧水」という風習があったそうです。
さて、写真は卵白でできたプリンの上に数種類の果物の細切りとシロップがかけられています。正に現代風の「巧水」とも言えます。