和食では、じゃがいもを細切りにすることはあまりないですが、中国料理ではじゃがいもの細切り炒めや、写真のような冷菜仕立ての前菜など、細く切って調理されることが多いです。
じゃがいもは、南米のアンデス地方が原産とされ、16世紀以降ヨーロッパに伝えられ世界に広まりました。
じゃがいもは、蒸留酒(白酒やウォッカ、焼酎など)の原料となるほか、中国料理に欠かせない片栗粉も、じゃがいものデンプンから作られるのが一般的で、現在では中国が世界最大のじゃがいもの生産国です。
じゃがいもの薬膳的な効能としては、健脾益気、和胃となっており、胃腸を丈夫にするほか、胃潰瘍などにも効果があるとされています。