一見、韓国料理のチジミのようにも見えますが、北京などではお馴染みの糊餅(フービン)です。
トウモロコシの粉を練ってできた生地を薄く焼いて、その上にタマゴとニラ、干しエビが定番ですが、写真は干しエビの代わりに生の桜海老が載っています。
さて、ニラには胃腸を温め、気の巡りを良くする作用や、筋骨を強める作用などがあるとされています。また、ニラの種(韮子:きゅうし)は、温腎壮陽作用~下半身が冷えるタイプに対する強精作用~のある生薬として用いられます(ただし、ニラやニラの種にからだを元気にする作用があるからといって、のぼせ症の方には合いません)。