釧路産の大振りのカキを蒸してあります(蒸してから熱した油と醤油がかけられます)。
カキは、海のミルクとも呼ばれ、亜鉛をはじめミネラル類が豊富なことで知られていますが、明の時代の本草綱目にも、その効能として滋養強壮作用のほか、お酒を飲んだ時のほてりを抑えるとか、お肌が美しくなり顔色が良くなるなどの美容効果もあると記されています。
現代では、カキが眼精疲労や不眠、不妊症、口内炎などに有効であるとする科学的なデータもあり、ミネラル不足の現代人にはお勧めの食材です。また、カキの殻は生薬としても用いられ、“鎮驚安神”~精神を安定させる作用があるとされています。