ボイルしたホワイトアスパラガスに金華ハムと鹹蛋(シェンタン:アヒルの卵を塩漬けしたもので、基本的に黄身の部分のみを食べます)を細かく刻んだものが散りばめられています。
ホワイトアスパラガスは日光をさえぎった状態で育てられ、日光を浴びて育ったグリーンアスパラガスに比べてビタミンなどの成分は極端に少なくなりますが、アスパラギン酸などのアミノ酸は含まれています。
また、ホワイトアスパラガスは柔らかい食感で甘みがあって胃腸にやさしいほか、薬膳的には「肺」~呼吸器やお肌を潤す作用があります。もっとも、口やお肌の乾燥に対する効果では、アスパラガスと同じユリ科で、ホワイトアスパラガスと食感も似ているユリ根の方が有名で、乾燥したものは百合(ビャクゴウ)と呼ばれ、生薬としても用いられています。