東京の京急蒲田駅近くにあるチャイニーズレストラン聖兆さんのメニューから。
長野県でとれる鞍掛豆(くらかけまめ)の香糟(シャンザオ)仕立てです。この聞き慣れない名前の豆は、青大豆の一種で、豆の表面の模様が“鞍”に似ていることからそう呼ばれているそうです。
海苔のような独特の風味があることから海苔豆とも、模様からパンダ豆とも呼ばれるそうです。写真は、その鞍掛豆を紹興酒の酒粕に香辛料を加えて漉してつくられる香糟(シャンザオ)につけ込んだものです。
酒粕の薬膳的な効能としては、おなかを温めて消化を良くする、冷え症を改善する、お肌に潤いを与えるといったもので、「冷え症」で「乾燥肌」の現代の日本女性にはぴったりのような気がします。