タピオカのデザート

0421  タピオカは“芋の木”とも呼ばれるキャッサバという植物の根茎からとれるデンプンを丸く加工したものです。

 透明感があって、もっちりとした食感が特長で、東南アジア~中国南方ではデザートによく用いられるほか、日本のわらび餅の原料や加工食品の増粘剤としてもタピオカデンプンは使われています。

 ところで、世界中で主食と呼ばれる米やパン、芋類に共通しているのが、デンプンを多く含んでいることです。デンプンとはブドウ糖がたくさん結合したもので、三大栄養素という観点からは糖質と称されます。

 では、なぜ主食=でんぷん(糖質)かというと、体内で脳が利用できる唯一の栄養素であるブドウ糖の供給源だからです。いくら脂質や蛋白質を摂ってもブドウ糖がなければ人間は生きてはいけません。

 ところが、現代社会ではお菓子やジュース、加工食品などが氾濫しており、「主食」を食べなくても十分すぎるほどのブドウ糖を摂取することが出来ます。そのことが「主食」という概念の喪失から、若い人達の間で問題になっている「食」の崩壊現象の一因になっていると思います。

 

 

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