(「翠園」さんのデザート)
パパイヤはメキシコ原産の植物で、東南アジアでは未熟な果実を野菜として、また、完熟したものは写真のようにフルーツとして食べられています。
パパイヤには、タンパク質分解酵素であるパパインが含まれ、肉類の消化を助ける作用が期待されるほか、食物繊維が豊富なことから、胃腸に良い食材といえます。
中華料理では、ヌーベルシノワのメニューで、パパイヤをくり抜いてフカヒレスープを注ぎパパイヤごと蒸し上げた料理が注目されたりしましたが、東南アジアではフルーツとしてよりも未熟果実を野菜として調理されることも多く、タンパク質分解酵素のパパインも、未熟果実の方が断然多く含まれています。