泡菜(パオツァイ)とは四川のピクルスに似た四川の漬物で、さっぱりとした独特の風味が特徴です。
写真の和え麺は、パプリカを使った泡菜と塩漬けの豚肉がトッピングされ、麺は山椒油と辣油をベースにした味付けになっています。
この山椒のしびれるような味=麻(マー)と唐辛子の辛味=辣(ラー)の組み合わせは四川料理に多く見られるものですが、山椒も唐辛子も「適度に摂るぶんには」おなかを温める作用や、ストレスの発散作用があるとされています。
このため、ストレスフルな状態になると自己防衛反応の一つとして、知らず知らずのうちに辛いものを欲するようになる傾向が見られます。ただし、胃腸が丈夫な方は良いですが、そうでない方は唐辛子よりは紫蘇や薄荷(共に薬膳的にはストレスによる気の滞りをほぐして、気の巡りを良くする作用があります)などをお勧め致します。