岩牡蠣と野菜の炒めもの

804  「夏のかき」とも言われる岩牡蠣は身が大きく味も濃厚で、夏バテ予防にもぴったりです。

 牡蠣にはビタミンA、B1、B12、Dなどのビタミン、天然のタウリンなどのほか亜鉛やセレンといったミネラルが豊富で、肝臓の働きを良くする作用があるとされています。

 このため、肝臓疾患やアルコールを多く飲まれる方には特にお勧めの食材ですが、近年の研究では糖尿や貧血、精力減退とミネラル不足の関係が指摘されており、現代人の食生活で不足しがちな微量ミネラルの供給源として見直されています。

 また、ミネラル不足と言えばサプリメントでという方が多いですが、ミネラル類を食品と違ってサプリメントのような形で摂取しても体内に吸収されにくいことと吸収されてから本来の働き(活性化)をしにくいという問題点も指摘されており、できるだけ食品から摂取するべきです(早い話が、鉄欠乏性貧血の方が使い捨てカイロの中身(純鉄)を飲んでも鉄分は増えないと言うことです)。

 

関連記事

  1. 柳葉魚の煎り焼き

  2. さるぼう貝の醤油漬け

  3. 八宝菜(炒什錦菜)

  4. 牛肉とトマト、卵の炒めもの

  5. 大和鶏と天然キノコの炊き込みご飯

  6. ゴボウの素揚げと四川風牛肉干