三七人参入り汽鍋鶏

512 (引き続き、「過橋米線」さんのメニューから)

 このお店の名物のひとつでもある「汽鍋鶏」です。専用の土鍋に具を入れて下から蒸気を当てて約4時間かけて蒸し上げて作るそうです。

 土鍋の真ん中の穴から蒸気が具にあたり、じっくりと鶏の旨味を引き出すことで、雑味のない澄んだスープが出来上がります。味付けもショウガや塩だけとのことで、見た目以上にあっさりとしています。

 
 また、雲南省特産の漢方薬である三七人参(田七人参ともいいます)を粉末にしたものが加えられていますが、三七人参は打ち身や打撲のほか、けがによる出血、胃潰瘍や痔の出血、眼底出血などの特効薬として有名なほか、肝臓病や心臓病、子宮筋腫などにも応用されます。

関連記事

  1. 香腸とホウレンソウの炒めもの

  2. 煎烹帯魚(太刀魚の北京式煎り焼き)

  3. 桜エビの団子と泉州タマネギのスープ

  4. 夏野菜と豚肉の炒めもの

  5. 春野菜の春巻き

  6. 泡菜黄金鶏