ユリ根やぎんなんなどの野菜に卵白を泡雪仕立てにしたものと上海蟹のカニミソ(蟹黄)がたっぷりかけられています。
ぎんなんは生薬名を銀杏または白果とも呼び、煎じると咳や痰に有効とされ、炒って食べると頻尿に有効であるとされています。ただし、ぎんなんは昔から年の数より多く食べてはいけないと言われ、特に子どもは食べ過ぎると希に痙攣などを起こすことがあり注意が必要です。
ユリ根もまた、乾燥したものを百合(びゃくごう)とよび、漢方では乾燥性の咳に有効とされるほか、熱病の影響やストレスによる動悸や焦燥感を鎮める作用もあるとされています。