ジャガイモと糯米の蓮の葉包蒸し

Photo_5  糯米と具を蓮の葉で包んで蒸し上げてありますが、お米の間に新ジャガが挟み込まれています。

 蓮の葉は漢方生薬としては荷葉とも呼ばれますが、暑さを清める「清暑」作用があり、夏の暑い時期などに頭がぼーっとしたり、張った感じがするのに有効であるとされています。また、胃腸の機能が低下して、おなかがつかえたり下痢しているときにも有効とされています。

 近年では、蓮の葉には脂肪を燃焼させる作用があるとされ、ダイエット茶などにも配合されていますが、蓮の葉の生薬的な薬効から考えると、やはり胃腸の機能を整えることでダイエット効果があるのではないかと思います。胃腸の調子が良くなれば、かえって太るのではないかと思われるかも知れませんが、胃腸の機能低下(漢方では脾虚)は、水分代謝の異常から体中に「むくみ」が生じやすくなり、特にぽっちゃり型の肥満の大きな要因となります。

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