(「YUJIN東京」さんのメニューより)
中華の定番メニューのひとつ「春巻き」です。本来は新春を祝って野菜などを捲いて作るものですが、現在では季節に関係なく春雨や豚肉など様々な具が捲かれています。
さて、この写真では芥子(からし)が見えますが、アブラナ科のカラシナの種子をすりつぶしたもので、日本には1000年以上も前に中国から伝わったとされています。現在では、調味料として用いられますが、20年くらい前までは神経痛やリウマチ用の湿布剤としても使われていました。
現在、中国では飲茶などの調味料としては芥子よりも圧倒的に唐辛子(唐辛子味噌)が使われ、芥子に関しては単独で使うというよりは酢などと合わせて和え物などに使用されます。